項目６　対策問題

動体視力は、静止視力に比べて低くなるが、速度には関係しない。

視力は、一点を注視した場合と、その周辺を見る場合とでは異なり、注視点の周辺を見る場合の視力の方が、低くなる。

速度を上げると、近くを注視するようになるため、遠くのものが、見づらくなる。

目が明るさに慣れることを明順応、目が暗さに慣れることを暗順応といい、暗順応の方が明順応よりも、時間がかかる。

夜間は周囲が暗いため、速度感が鈍る。又、高速道路では周囲がひらけているため、実際の速度よりも速く感じる。

カゼ薬の中には、反応時間に影響を与える成分が含まれているものもあるので、服用の際は注意が必要である。

周囲の状況に目を配ると気が散り危険なので、初心運転者は運転が未熟だから、前方の一点を見ることが大切である。

走行中、明るさが急に変わるような場所では、一時目を閉じて慣らすとよい。

夕暮れどきは急に暗くなることがあり、目が慣れるまで視力が低下したまま運転することになるので、早めに前照灯をつける。

速度が速くなるほど、遠くの物や近くの物がよく見えるようになる。